皆ハサミは、東京の工房で専門の研ぎサービスを運営しています。お客様の鋏を最初に仕上げたのと同じチームが研ぎを担当し、切れ味、テンション、オイル、試し切りまで確認した上でお返しします。
良い鋏も、切れ味を保ってこそ、何年も使い続けられます。鋭い鋏は技術に応え、鈍い鋏は手に疲れをもたらし、お客様には自宅で気づく枝毛を残してしまいます。この研ぎサービスは、私たちが作った道具を私たち自身で支え続けるための仕組みです。
研ぎサービスについて
ご利用の流れ
1. 鋏をお送りください。 元のケースに入れてしっかりと梱包し、東京の工房までお送りください。事前にお問い合わせいただければ、返送先住所とお客様の状況に応じた料金をご案内いたします。
2. 研ぎ・点検を行います。 お預かりした一丁ずつ、摩耗を確認し、その刃の形状に合った砥石で研ぎ上げ、テンションを調整し、オイルを差し、実際に毛髪で試し切りを行います。ピボットの緩み、刃こぼれなどが見つかった場合は、追加の作業を行う前に必ずご連絡いたします。
3. 発送してお返しします。 東京から FedEx にて発送し、作業内容の簡単なメモを同封します。お預かりから通常10営業日以内にお手元にお戻りします。
含まれる作業
- 刃の形状に合わせた砥石での研ぎ
- ピボット(要)のテンション調整
- 刃の清掃とオイル塗布
- 毛髪での試し切り
- 標準サービス地域内の返送料
料金
研ぎ料金は、サービスの種類とお客様の地域によって異なります。鋏をお送りいただく前に、お問い合わせよりお見積りをご依頼ください。
日々のお手入れ
日々のお手入れにより、研ぎ直しまでの期間を大きく伸ばすことができます。
使用後のたびに
- やわらかい清潔な布で刃を拭き取る ― 毛髪、スタイリング剤、水分をしっかり取り除きます
- 必ず閉じた状態で保管する
- ケースや鋏袋に入れて保管する ― ほこり、衝撃、落下を防ぎます
週に一度
- ピボット周辺を丁寧に清掃する ― スタイリング剤や毛髪が溜まりやすい場所です
- テンションを確認する ― 鋏を垂直に持ち、上の刃を90度持ち上げて離したとき、ゆっくりと滑らかに閉じるのが理想です。バタンと強く閉じたり、途中で止まったりする場合は調整が必要です
数ヶ月に一度
- ピボットに鋏油を一滴差す ― 開閉を数回行い、油を馴染ませます
- 刃の状態を点検する ― 切れず押す感覚、枝毛が増えたと感じたら研ぎ時です
やってはいけないこと
- 水道水を刃に使わない ― 錆の原因になります
- 落とさない ― わずかな落下でも刃のずれの原因になります
- 毛髪以外のものを切らない ― 布、紙、化学繊維は刃を急速に傷めます
- 自己流の研ぎは絶対にしない ― 素人の研ぎは良い鋏を壊します
研ぎ時のサイン
鋏は自ら研ぎ時を教えてくれます。
- 切れずに毛髪を押してしまう
- 切り口に折りじわや枝毛が残る
- 閉じるときに刃がざらつき、引っかかる
- 開閉時にコツンと音がする
- テンションが不均一で刃が滑らかに動かない
現場で働く美容師の方々は、主力の鋏を6〜12ヶ月ごとに研ぎに出すのが一般的です。学生・見習いの方、ご家庭での使用の方はもう少し間隔を空けても構いません。
保証について
皆ハサミは、材料と仕上げの欠陥に対する保証付きです。誤使用、事故、不適切な手入れによる損傷は保証の対象外です。保証に関するお問い合わせは、状況の詳細を添えてお問い合わせください。